機械エンジニアを夢見る現場作業員の雑記帳

夢破れた機械設計屋(CFD屋見習い修了、元現場作業員)がただ書き散らすだけ

FP3級受験記

大変遅くなりましたが、9/12にFP3級(資産設計提案業務)を受けてきましたので、記録に残しておきます。

受験理由

30歳が見えてくる年齢になって、人生設計に不安を覚えたから(笑)
仕事や転職を考えて取ったわけではなく、自分の資産形成を考えるための勉強の一環として受験。目標が勉強しない怠惰な人間なので、目標の1つとしてFP3級を設定した感じですね。

試験の形式

午前中に120分(60分で退出可)で50問(○×30問、3択20問)の学科試験、 午後に60分(退出不可)3択の実技試験です。 両方とも6割以上の得点で合格です。 実技と言えども、内容は学科とほとんど変わらないですね。

合格率は7割~8割ぐらいで、難易度としては簡単、危険物と普通自動車の運転免許の間ぐらいでしょうか。

ちなみに3級は受験資格なし、2級は3級所持が受験資格となるそうです。

勉強法

1か月前ぐらいから参考書をぼちぼち始める。
参考書はネット上でもそこそこ評価の良かった「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」。

bookstore.tac-school.co.jp

仕事が忙しかったので早く帰れた日を中心に3週間ぐらいで1通り終わるぐらいのペース。 6分野に分かれているので、1分野目が終わった段階から少しづつ過去問をやりました。

絵も豊富で素人にもわかりやすい参考書だったと思いますが、やや説明が冗長で量も多いので、 結構読み飛ばして、過去問でミスったら参考書を読むという手抜きスタイル()で進めました。

また、過去問集は買っていません。
FP3級ドットコムという素晴らしいサイトがあったので、通勤中に気が向いたらポチポチと。 ユーザー登録すると間違った問題だけ復習できるので効率よく過去問演習することができると思います。

https://fp3-siken.com/kakomon.php

これで学科を600問ぐらい、実技はさぼってしまいましたが、50問ぐらいやりました。 正直、過去問演習はこのサイトで十分だと思います。

勉強時間は参考書が10時間ぐらい、過去問演習が10時間の20時間ぐらいでした。

試験当日

試験会場は前職の新人研修をやったところでした。 新入社員相手に人事部長が仕事で徹夜したことを自慢をしていた記憶がありますね。 (仕事で病気になった話が英雄譚になってしまう古き日本企業でした)
閑話休題

試験会場は男女比は半々ぐらい、男性の年齢層の中心は大学生、女性は学生から社会人まで幅広くという感じでしょうか。
今まで受けてきた資格試験の中で一番受験者数が多いような気がします。
ちなみに今まで受けてきた資格試験の中で女性比率が最も高い試験でした(笑)。
業務独占でもないのに結構人気の資格なんですね。
持っているといいことあるんでしょうかね?

学科・実技は両方とも時間はたっぷりあります。
見たことない問題もたまにありましたが、悩みながらゆっくりやっても時間は余ります。 隣の学生っぽい人が結構な勢いで問題を解いていて若さを感じました。

学科・実技ともにわからない問題が数問あり、適当に回答しましたが、8割ぐらいは確実だろうという実感。

結果

まあ、普通に受かってました。 こんなもんかという感じですね。

費用

  • 受験費用 ¥6,000
  • 参考書  ¥1,760
  • 交通費  ¥1,600ぐらい

合計¥9,360ですね。
交通費はお昼を食べるために移動したのでその分も入ってます。 お昼は都市部に行って蕎麦を食ったのですが、関西の蕎麦はなんであんなにまずいのでしょうか… うどんはおいしいのに…。

感想

FP3級は資格としての価値は失っているなあというのが正直な感想です。
一応、技能士の1つではありますが、技能士自体、一定の能力の証明にしかなりません。
その中で、こんなに簡単な試験で認めてしまうのはどうなのかなあと思います。
同じ3級でも旋盤の方がよっぽど難しいかなと思います。

一方で、日本で人生を過ごす人ならほとんどの人が経験する老後や相続、投資について概要は学べるので、私の目的は達せたかなと思います。知らない制度も多くて、結構勉強になりました。

以上、FP3級の受験記でした。